Saturday, July 21, 2007

チェーンとスプロケットカセットの交換の騒動

前回書いたように自転車のチェーンがもう伸びきっていて、
このままではギアまで傷めそうなので交換することにした。
自分の乗る2004年春モデルのエスケープR3はIGチェーンという今ではほとんど使われないチェーンを使っている。
これがなかなか見つからない、通販で買えよいう声が聞こえてくるが、クレジットカードを持っていないのだ。

二番目に近い近所の自転車屋のおっちゃん曰く、「HGチェーンでも大丈夫。」
その言葉を信じてHGチェーンを買ってきて取り付けたが、
チェーンの空回りはかえってひどくなり使い物にならなくなる。
苦情を言うとリアディレーラーが曲がっているからだそうだ。
ディレーラー交換となると大手術になる。
そんな技術はないし、金もない。
仕方ないので元のチェーンに戻してIGチェーンを探す。
ココにはないだろうと思ってノーチェックだったイオンの中に入っている自転車屋にあった。
世の中わからんもんだ。

新しいIGチェーンに交換したけれど空回りは相変わらず、
リアディレーラーを調節しても直らない。
親切だけれども高い一番近所の自転車屋に泣きつく
診断結果は「スプロケットもすり減っているから交換しなきゃいけない」
ここのおっちゃんは俺が自転車弄りが好きなことを知っているので
自分で交換することをおすすめしてくれた。
わかってらっしゃるし、頼りになる。

となると名古屋で最も品揃えのいいカトーサイクルへ。
スプロケットカセットと交換用の工具を買ってくる。
かっこいいチェーンの付いた工具880円と
スプロケットに差し込んでモンキーレンチで挟んで回す工具1100円
小さい方が高いことに何か理不尽さを感じる。

家に帰ってスプロケットカセットの箱を開けてみると
Photo Onlyというシールが貼ってある。
箱の中からは

警告
こいつは写真を取るためだけに使え
品質は保証していない
使うな、売るな、

と英語で書いてある紙が出てくる。
交換してもらいにカトーサイクルに次の日にもう一度
うちからだと遠いんだよ。めんどくさい。
11t-34tのワイドレンジのスプロケットを使っていたが、
上の方はたいして使わないので11t-30tの幅の狭いものにした。

ここまでくるのにだいぶ苦労したがやっと実際のスプロケットの交換
チェーン付きの工具はただ固定するだけのものなので
使い古しのチェーンをギアにかけて手で引っ張ることで固定できないかと思い
挑戦してみましたが、とても無理でした。やっぱり工具は必要です。
工具を使っても悪戦苦闘し、やっとの思いで外して交換できました。
あー長かった。
新チェーンとスプロケットは極めて快調。生き返りました。
ついでにハンドルの高さとサドルの位置を調節。
ハンドルの高さがこんな簡単に調節できること知りませんでした。
ねじ三本ゆるめるだけです。
これで前傾姿勢がとれるようになり不満が少し解消。
サドルの調節は知っていたけれど、ボルトが堅くて今まで手を出しあぐねていました。
六角レンチで締めるねじはクレCRC556をぶっかけ
六角レンチを差し込み、金槌でがんがん叩くとどんなさびたねじでもいちころという話しを聞き
試してみたところあっさりゆるみました。
案外丈夫なのね。
こちらも調節すると土踏まずでペダルを踏めるちょうどいい位置になりました。
無知から3年間も全く調節をせずに乗ってきましたが、これでまた快適に乗れるようになりそうです。
ロードを買うのはもう少し先かな?それまでよろしく頼むぜ、相棒。