Monday, April 30, 2007

avocet carbon12 fasgrip SL 700X25C 雑記その2

その後も全然問題なく使用できている。
合計400キロほど走ったが現在一度もパンクしていない。
おとといは砂利道を5キロぐらい走ってきたが、パンクしなかった。
ある程度運の要素もあるとはいえ、耐パンク性能もなかなかのようだ。
やはり、ぬれた鉄板の上などでは滑る。
しかし、普通に道を走る上では完全なスリックであることはそれほど問題なさそうである。
いまのところ、いい買い物したと思ってる。

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Thursday, April 26, 2007

レヴィナス 何のために生きるのか 著・小泉義之

途中読み
哲学のテーマ直球ストレート!
レヴィナスはやっぱむずいわ。
人は幸福になりたいと思い生きているけど、
生きている人はすべて幸福にいきているのだとさ。

まだ読んでない部分に内田先生がよく持ち出す「他者」の問題が書かれているようだ。
そこまでは読みたいな。理解できれば。
言葉が難しくなくても難しい概念はあるということがレヴィナスでよくわかる。
理屈こねくり回すのは理系の特権と思われているけれど、
哲学者の理屈のほうが理系よりよっぽど複雑怪奇だと思いますぜ。

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Tuesday, April 17, 2007

イエスタディをうたって

私が読む本にしては珍しく恋愛ものである。
恋愛ものを読むと普通、現実感のなさから拒否反応が起きるんだけど
この漫画は大丈夫だった
むしろ好きな漫画に入る
たぶんこの漫画は誰もが誰にも媚びていないからだと思う
ヒロインが主人公に媚びたりしないし
ヒロインがエロティックな格好をして読者に媚びたりしない
だれもが自分の生活を営んでいる
そういうゆったりした空気の中に時々入る登場人物たちの語り
私はこういう雰囲気に憧れる

キャラが自分の好みにあっているのからかもしれない
フリーターで貧乏な主人公
洒落っ気がなくて世話好きな主人公の思い人
ミステリアスなフリーターのカラスを飼っている少女
こういう人たちに囲まれて生活したい

もう一つの理由は現在就職活動中だからかもしれない
正直あまりうまくいっていない
この漫画の登場人物たちも世間的には勝ち組とはいえないだろう
将来に不安を抱きつつも自分の恋に悩みながらも
思うままに生活している

自分もたぶん「勝ち組」といわれる大企業で働くのには向いていない
かといって良さそうな中小企業を見つけることもできない
リクナビではがむしゃらな上昇指向と自分の有能さをうたう企業ばかりだ
どこか「もっと成長したいけれど、もう日本の成長は止まっているからパイは増えないし、社員は食わせていけるから、さしあたって現状維持で」
みたいなゆるゆるな企業はないだろうか?
そうしてだらだらと就職活動を続けている
もちろん毎回毎回本気で受けてはいる
しかし、金にも出世にも世間への影響もたいして興味がないので
情熱が燃え上がらない
情熱を持っていた研究者にも、もう憧れはない
しかもなんかこういう底辺でもがいている自分が好きなのである
いい企業に入った自分よりも好感が持てる
いかんな、このままだと本当にフリーターだな

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Sunday, April 15, 2007

コードギアス 反逆のルルーシュ 2

夜寝られなくなって続きを見た。現在3話まで。
デスノート調になってきたな。
天才的な頭脳の人間が能力を使って革命か。
皇位継承のごたごた話はおもしろそうだけどFF13のように不完全燃焼で終わりそう。
ちゃんと人を殺す主人公。最初のイメージほど悪くはなさそうだ。
しかし目的がただの兄妹愛だからデスノートほどの狂気は期待できないな。

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Monday, April 09, 2007

桜の音

昨日は京都でマスコミ系の企業の筆記試験でした。
桜満開の京都
そりゃあすごい人ごみでした。
渋滞で、普通なら30分でつく会場まで一時間もかかりました。
バスも満員でした。

ちょっと早く着きすぎました。
基本的に人ごみが嫌いな人間なので、
会場のすぐ傍の人のいない京都大学で時間をつぶしていました。

コンビニで弁当を買って、適当なベンチで食べようと思っていたら、
満開の桜の下にすわり心地のよさそうな石がありました。

そこに座り、味の濃すぎるのり弁当に辟易としながら食べていると

とすん

と小さな音が足元から聞こえました。
何の音かと思うと、桜の花びらが地面に落ちた音でした。

耳を澄ますとあちらこちらから

とすん

ぱさ

と聞こえてくる。
そういえば桜の散る音って聞いたことなかったな。

花見というと、近所の桜の名所の公園の宴会や
友人たちと行った花見しか経験がなかったので、
桜の音がすごく新鮮に聞こえました。

風が吹いたときに

さぁー

と音を立てて花びらが散っていくなど
静かな中での花見は本当に気持ちがよかった。

筆記試験の結果のほうは忘れよう。

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Saturday, April 07, 2007

神々の沈黙

今年初の”ヒット”

むちゃくちゃおもしろかった。
こういう本に出会う度に読書を続けていてよかったと思う。

紀元前7世紀以前の人は意識を持たなかったという常識を覆す大胆な仮説を
古代の文章、脳科学の両面から説く。

自我を持つことを当然として生きている現代人には理解できない感覚であるが、
古代人は意識を持たなかった。
じゃあどのように決断していたかというと、
「神の声を聞いていた。」
神の声とはいったい何かというと
言語野は左脳の後ろ側のウェルニッケ野に存在する。
現代人では働いてないが、古代人は左右対称の右脳の位置が言語野として働いていた。
ここで神の声を聞いていたのだ。
現代では統合失調症の人がこれに近い状態にある。

心が存在しなかったという根拠は?
正確に辿れる最古の文章の「イーリアス」には心を表す単語が全く存在しない。
その代わりに、神が命令したので何々をしたという記述がたくさんある。

その後、いかにして「神」が話さなくなり、
どのように人々が苦悩し、「神」を求めたのかという歴史まで語られる。

今まで蓄積してきた脳と宗教の知識が、この本を中心に急激に結晶化していく感じである。
それだけではない、私が好きな作品もおおよそ、この本のテーマ「二分心」で解決できる。
オメガトライブも、寄生獣も、ワイズマンも、ひぐらしのなく頃にも、
そして私のあの体験も

運命の本に出会えた。次は逆にこの本を核に、今までの思索をまとめる旅に出ようと思う。

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avocet carbon12 fasgrip SL 700X25C 雑感

雨の日も経験したし、少しこなれてきたのでタイヤの雑感を

以前より遙かに快適。
少し太くなったが、転がり抵抗はやや減ったぐらいだし、
空気圧が低めだから段差が楽。
表面のコーティングがとれたらグリップ力もあがった。
スリックタイヤだから泥ハネは少ない。
現在のところ満足の一品。

パンクしやすさまだ不明
今んところ街乗り用でやや速度を求めるクロスユーザーにはおすすめ。

不安な点はmade in koreaな点。
made in japanがいまいちだったからこの点には目をつぶるか。

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Thursday, April 05, 2007

avocet carbon12 fasgrip SL 700X25C

自転車のタイヤがもうぼろぼろなので交換した。
今まで使っていたのはpanaracer stradius elite lite 700X23C
こいつはネットでの評判は高いのだけど俺の中での評価は最悪だった
使用開始三ヶ月で「裂ける」
23Cの細いタイヤで段差を降りる俺が悪いっちゃあそうなんだけど段差から降りて裂けるとは何事かと。
そこそこ値はするので、しばらく糸で縫って使っていた。
裂けたらすぐ変えろよ!とツッコミが来そうだけどケチなのでくやしくてしばらく使っていた。
もう一度バーストするのが不安なので気圧は低め。当然速度は出ない。
あと、ゴムが劣化してぼろぼろに、雨ざらしにしておく俺も悪いけど同じく雨ざらしだった付属のタイヤはあんなに劣化しなかったぞ。
あと、パンクが多い。

というわけで、前後セットで3150円(!)という超格安タイヤを見つけたのでついつい買ってしまった。
しかも、25Cという中途半端で俺好みな太さ、かつ、スリックタイヤ。
23Cはパンクが多いので、もう少し太くしたい。かといって標準の28Cよりは細いほうがいい。
また、雨の日も自転車通学することが多いので、タイヤの溝の深い自転車だと、背中が泥だらけになる。
そのため、スリックタイヤか、溝の浅いタイヤであることが望ましい。
まさに俺が求めているタイヤだったのだ。

avocetというメーカーなど聞いたこともない。
検索しても新商品で日本語のレビューがない。
そのため、私が人柱となり、この安いタイヤのレビューをしたいと思う。

交換して6気圧ぐらい空気を入れてみる。Maxは7.25気圧。
表面に保護物質と思われる白い粉が浮き上がる。
これは走るとすぐとれてしまう。
保護物質がとれると表面は本当につるつる。
グリップ力はなさそうだけど、摩擦抵抗が23Cのstradiusよりも小さい気がする。
6気圧も入れれば、十分快適に走れる。
雨の日には滑りそう。実験を待つ。

安物買いの銭失いになる可能性もあるが、この値段なら半年ごとに買い換えても文句は言えないな。

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