Sunday, December 30, 2007

今年を振り返って

今年最後の日になったのでまーご多分に漏れず恒例の企画やってみます。
今年を振り返ると

1,就活
非モテでKYでオタと三重苦そろった自分がなんとまぁ就活などという自分の最も苦手とする類の仕事をすることに。
エントリーシートすら全滅してあぼーん。を予想していたらまぁ面接までぐらいなら行けるという事はわかった。でも話すのは苦手で面接で落ちまくる。で、結局SE。内定もらえただけまだまし。しかし、名古屋残留決定とは…呪縛のごとく名古屋から出られない

2,音楽の趣味のパラダイムシフト
Ego-Wrappin'にはまって以来、歌謡ジャズという分野が自分の専門分野だったのだが、夏頃に突然capsuleに中毒する。以降、テクノ・ハウス系が第一専攻に。
両方ともマイナーなジャンルなので一般人にわかるように解説すると、Barでグラス傾けてた人間が、突然ディスコで踊り出すようなもんです。変わりすぎです。

3,宗教論決着
3年ぐらい、宗教にはまってました。
もちろん、何とか教を信仰するのではなく、宗教について勉強することです。
ジュリアン・ジェインズの「神々の沈黙」という本で納得のいく結論が出ました。
並行して進めていた意識についての研究も同時に片がつきました。


4,電波男
ここ数年オタ化が激しかったのですが、とうとうオタ化した意味を発見。この本を読むために俺はオタ化したんだ。オタにとってはニーチェクラスの革命書。

総じて今年はコンテンツ系で激動の一年でした。
でも性格は全く変わっていないのでまーた新年早々の同窓会で「中学校から変わってないよねー」言われるんでしょうが。

Wednesday, December 19, 2007

みっくみくとJASRAC

まだ結果は確定していないので不確かな情報から推測することになるが、

現在のみんなの気持ちを推測すると

ドワンゴ
着うたにしたいけど著作権関係めんどくさい。JASCRACに頼むしかないなぁ。でもユーザーに嫌われるのは最悪。

JASRAC
自分たちの仕事だから申請されたらいつもどおりに金集めの作業ならするぞ。

ユーザー
JASRACに頼んだらみっくみくが自由に使えなくなるに決まっている!ドワンゴ何やってんだ!

クリプトン
アーティスト:初音ミクはダメ。初音ミクを使ったアーティストが出てきたらうれしい。今回の件には明らかに不快感。
(現時点では一番立ち位置がはっきりしている。)

作者
知らん間に着うた配信されていた。

な状況だと思う。

今回の事件の根底にあることはJASRACへの不信感。
JASRACがフェアに著作権管理業務を行っていればとうとう初音ミクもメジャーになったなあで終わった話。
だがまだJASRACは何もしていないので現時点でJASRAC叩きはただのバッシング。まだちょっと待て。

今自分が一番気になっているのは、絶妙な運営でニコニコ動画をここまで盛り上げてきたドワンゴがなぜこんな下手な手を打ったかということ。
JASRACなんて名前が出た時点で拒否反応が起こるのは目に見えている。
将来のことも見越して、著作権関係に詳しい弁護士を雇い、自社でニコニコから発生した作品の著作権管理業務に乗り出す。なんて方法に出た方が、現時点では面倒で金がかかろうともその方が良かった。
なんてったってニコニコ動画は現在最強のコンテンツクリエイターなのだ。
着うたで得られる数百万円よりも値打ちがある。
私は一般社会にニコニコが飲み込まれるよりも、ニコニコを通じて新しい制度ができる場面を見たかった。

あと、言い訳も非常にまずい。手違いだっただのだいぶ時間がたっていたから急に配信を始めた。だの初音ミクの派生作品を制限はしないとか言ってるけど、まるでAVEXの言い訳のようだ。